「ノルドストリーム」運営のロシア国営ガス会社 ドイツなどへのガス輸送量を8割削減｜TBS NEWS DIG
ドイツなどに天然ガスを輸送するパイプライン「ノルドストリーム」を運営するロシアの国営ガス会社は、ガスの輸送量を8割減らすことを発表しました。
ロシア国営ガス会社「ガスプロム」は、1日のガス輸送量を27日から最大3300万立方メートルまでに減らすことを発表しました。ドイツメディアによると、これは本来の量の2割に留まるということで、削減理由についてはパイプラインの関連設備のタービン修理のために輸送を停止する必要があるとしています。
「ガスプロム」は6月中旬から、修理中の別のタービンの返却の遅れを理由に「ノルドストリーム」経由のガス供給量を4割に削減していました。
ウクライナのゼレンスキー大統領はこうしたロシアの措置について、ウクライナ侵攻を受け制裁を科すヨーロッパへの「あからさまなガス戦争だ」と指摘。「反撃が必要だ」として制裁をより強化し、ロシアとの貿易関係を断ち切るよう呼びかけています。
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