国内初のサル痘「コロナの様には広がらず」 専門家(2022年7月26日)
国内で初めて「サル痘」の感染者が確認されたことについて、専門家はウイルスの性質から「新型コロナの様には広がらない」と冷静な対応を呼び掛けました。
岡山理科大学・森川茂教授:「コロナのようには広がらないと思うので、1人の患者さんが出たので非常に危険だというレベルにはなっていません。コロナのように飛沫(ひまつ)で感染するのではなく、かなり近い距離でくしゃみのつばきを直接、浴びるくらいの浴び方をしないと感染しない」
岡山理科大学の森川茂教授はこのように述べ、30代の男性が国内で初めて「サル痘」への感染が判明したことについて、冷静な対応を呼び掛けました。
男性はヨーロッパに渡航歴があり、帰国後、症状が出てから10日後に医療機関を受診し感染が判明しました。
森川教授は「この10日間は接触者にうつすリスクがあり、濃厚接触者の調査が重要」としています。
後藤厚労大臣も、ウイルスの特徴から「現時点では保健医療提供体制への影響は限定的」との考えを示しました。
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