ローカル線“存続”で議論 50人未満はバスへ転換も(2022年7月25日)

ローカル線“存続”で議論 50人未満はバスへ転換も(2022年7月25日)

ローカル線“存続”で議論 50人未満はバスへ転換も(2022年7月25日)

 乗客が減少し危機的な経営状況にあるローカル線について運行見直しに関する提言案が取りまとめられました。

 鉄道各社は地域の移動の足であるローカル線を守るため利用促進のほか、運行本数や車両を減らしてコストの削減もしています。

 しかし、沿線人口の大幅な減少やマイカー利用の増加で存続の危機を迎えている路線が多くあります。

 国交省の有識者委員会は25日の中間報告で1キロあたりの一日の平均乗客数を示す輸送密度が「1000人未満」の区間などを対象に、国が中心となって自治体との協議会を設置すべきとしました。

 ただし、通勤や通学の時間帯などラッシュ時に1時間あたりの乗客数が、上り・下りのいずれかで500人を上回っている場合は対象から外すとしています。

 廃線になるのを避けようと運行見直しの協議に消極的な自治体もあるため、国が中心になって話を進めるということです。

 また、イベントなどを除いて平常時の乗客が50人未満の路線はバスへの転換など抜本的な改善策の検討が必要だとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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