【放火か】建築中の住宅に…男逮捕 “7年間に5件”不審火相次ぐ
22日未明、北海道函館市で建築中の住宅に火をつけたとして、近くに住む55歳の男を逮捕しました。この場所では、過去に何度も不審火があり、関連を捜査しています。
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非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、大場久司容疑者（55）です。大場容疑者は22日午前2時ごろ、北海道函館市湯浜町で建築中の住宅の柱に火を放ち、燃やした疑いが持たれています。
実はこの場所では、過去に何度も不審火がありました。
最初の不審火は7年前の2015年で、当時あった長屋が燃えました。その3年後には、跡地に建築中だった2階建ての住宅などで不審火がありました。
さらに、2019年と2020年にも、立て続けに不審火が発生。去年には、現場から20メートルほど離れたリフォーム中の住宅の内部が全焼しました。
7年の間に5件相次いでいた不審火について、警察は放火とみて捜査していました。
22日未明、警察官が長屋の跡地に建築中の住宅から煙が上がっているのを発見し、大場容疑者が中から出てきたところを現行犯逮捕しました。
被害住宅の施工業者
「またやられるとは思っていたが、人の命にかかわることなので安心した」
不審火が相次いだ長屋の跡地は、大場容疑者の自宅の目の前にあります。調べに対し、大場容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しているということです。
警察は、これまでの不審火も大場容疑者の犯行の可能性があるとして捜査しています。
（2022年7月22日放送「news every.」より）
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