みずほFGがメタバースイベントに出展 “110兆円市場”との試算も｜TBS NEWS DIG
みずほフィナンシャルグループが、国内のメガバンクでは初めてとなる、ネット上の仮想空間=「メタバース」への出展を発表しました。近未来の銀行の姿とは。
みずほFG 梅宮 真副社長
「現実の世界とメタバースの世界の境界がなくなる世界が、将来的に起こりうる」
みずほフィナンシャルグループが発表したのは、来月行われる世界最大級の「メタバース」イベントへの出展です。
記者
「ゴーグルを装着しまして仮想空間の中に入っています。目の前には、みずほのタワーが高く、そびえ立っています。花火も上がっています」
店内に入ると、相談カウンターやATMがあり、本物の店舗さながらです。さらに進むと、金融に関するクイズとボルダリングを組み合わせたアトラクションが体験できます。
記者
「やってないのに、やってるかのような臨場感ですね」
今回はイベントへの出展ですが、将来的にはメタバース上で資産形成に関する相談会を開くことなども検討していくということです。
メタバース上でのビジネスは今後、急速に発展するとみられていて、日本でも企業の参入表明が相次いでいます。
HIKKY舟越 靖社長
「今まで2回ほど （メタバースの）ブームがあったが、（企業の参入が）比べものにならないくらい」
市場規模は、2024年にはおよそ110兆円に達するという試算も出ています。ただ、課題も残っています。
みずほFG 梅宮 真副社長
「自身に似せたアバターが活動、活躍する。例えばスクリーンショットを撮ったときに、肖像権の問題が起こってしまう。個人情報の問題や、様々な法律的な問題が出てくると思う」
メタバースへの企業の参入が急速に広がる中、法律やルール作りが急がれる状況になっています。
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