【エアコン】取り付けは専門家に!自分で作業すると「発火」「爆発」事故の可能性も…
エアコンの取り付けをプロに頼まずに、自分で行う人が後を絶たず、フリマアプリなどが異例の注意を呼びかけています。専門の業者に頼まずエアコンを設置・取り外しすると、「発火」や「爆発」事故を引き起こす可能性があるといいます。
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「3連休最終日」の18日は、厳しい暑さに見舞われました。
額に汗をかきながら働いていたのは、エアコンを取り付ける専門の業者です。半導体不足や梅雨明け以降の“記録的な暑さ”も重なり、専門業者GMSの道下出海さんは「急に依頼は増えたかな、という印象はありますね。バッと案件、対応できないぐらい」と話します。
フリマアプリ「メルカリ」では、新品だけでなく、中古のエアコンも人気になっています。エアコン全体の取引数も、去年と比べて2倍に増えているということです(去年5~6月比)。
この夏の危険な暑さから身を守るエアコン。ただ、その“扱い方”を誤ると、危険な事故を招く可能性もあるそうです。
「メルカリ」が自社のブログで“異例の注意”を呼びかけたのが、専門の業者に頼まず、設置・取り外したエアコンが引き起こす、「発火」「爆発」事故です。
メルカリのブログ
「一般の方が作業を行った場合、破裂や発火などの重大な事故が起こる可能性があります」
NITE(=製品評価技術基盤機構)によると、エアコンの事故は特に7月が多く、“無謀なDIY”という言葉を使い警告しています。
特に今年は設置工事の予約が取りにくかったことや、数万円かかる工事費を払いたくないなどの理由から、ネットの情報を頼りに自分で作業する人が増えているということです。
正規の取り付け業者の作業を改めて見てみると、大量の工具を持参していました。
――安全につけるためには、これくらい必要?
GMS 職人歴10年の作業員
「そうですね」
実際の作業でも――
GMS 職人歴10年の作業員
「本体側のナットを固定させる。トルクレンチを使うとき、上だけを動かす…」
長年の経験からくるノウハウがありました。
NITEによると、“無謀なDIY”などが原因で起きた事故は、全体の4分の1以上だといいます。無理やりコードをつないだことによる発火や、空気の混入による室外機の破裂事故が報告されています。
取り付け業者によると、“無謀なDIY”は事故を起こす可能性があるだけでなく、エアコンの故障を招き、余分なお金がかかることもあるといいます。
GMS 職人歴8年の作業員
「エアコンの効きが悪くなったり、故障の原因になりますね。(室外機に)空気が入ってはいけないので」
正規の業者に依頼することが、エアコンの場合は特に重要です。
(2022年7月18日放送「news every.」より)
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