“梅雨末期”のような集中豪雨 たった半日で1ケ月分の雨量 今後もまだ警戒(2022年7月16日)

“梅雨末期”のような集中豪雨 たった半日で1ケ月分の雨量 今後もまだ警戒(2022年7月16日)

“梅雨末期”のような集中豪雨 たった半日で1ケ月分の雨量 今後もまだ警戒(2022年7月16日)

気象予報士の依田司が解説

◆本来はまだ梅雨の期間…梅雨末期の大雨に相当

東北の大雨のピークは超えたが、土砂災害の危険性が高い状態はまだ続いている。
宮城県の迫川では、氾濫危険情報もまだ出ている。

◆大雨の原因

大雨を降らせたのは、西日本から東北にぐるっと円を描くように伸びる雨雲で
この直下の広い範囲で雨が降った。

その中でも宮城県古川では、平年7月の1ケ月分の雨量をわずか半日で超えた。
記録的な大雨の原因は、復活した「梅雨前線」と寒気の中心である「寒冷渦」。
ここに暖かく湿った空気が入り、寒冷渦とぶつかる東北で雨雲がより発達した。

◆災害級の大雨はいつまで?

今夜から明日朝は、関東の南を雨雲が通過。
沿岸部では1時間50mmの激しい雨の可能性もある。
その後、昼にかけて大雨の中心は北海道へ。
また、あす午後は中国~東北の広い範囲でゲリラ雷雨の恐れもある。
今日と降り方は変わるが、あすも引き続き大雨に警戒して欲しい。

7月16日 サタデーステーションOA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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