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「行動制限は必要」島根県が講じる“独自対策”(2022年7月16日)
すでに独自の対策を講じているのが島根県です。今週、新規感染者が過去最多を記録した島根県では、7月初めにかけて急増。6月13日には6人でしたが、7月16日発表の新規感染者は915人。重症者はいませんでした。出雲市内のこちらの病院では、7月1日から4回目のワクチン接種を始めたばかりですが、同時に、喉の違和感や発熱を訴える患者の診察に追われていました。
江口内科医院 江口 春樹 院長
「陽性ですね。今日当院では、みなし陽性を含めて12人ですかね。今までのウイルスというよりも、一段上の感染力を持っているなと肌で感じます。/陽性率はだいたい5~6割ぐらいになってきている。実感としてはすべて(BA.5に)置き換わっているのではないかなという感覚ではあります。島根県はそんなに病床数がなく、高齢者も多いので/ある程度の行動制限は必要になるのかなと思っています。」
島根県では感染力が強いとされるBA.5の割合が既に90%と(7月1日~12日)急速な置き換わりを見せています。先週からは、県内全域の飲食店に対し、滞在時間や人数の制限を実施。県の感染症対策室は、かつてない危機感を募らせています。
島根県感染症対策室 田原 研司 室長
「現状は大変厳しいものと思っております。島根県の全人口の40%が60歳以上です。特に高齢者が多い県ですから、命と健康を守る。オール島根で、そういった対応を取っていきたい。感染リスクをひとつひとつ減らすような生活・行動を取っていただければ」
出雲市内の飲食店を訪ねると…
のどぐろ日本海 運営会社 加田 義憲 社長
「GWは、コロナ前に戻るんじゃないかというお客さんの入りでした。そこから3割減ということですね。“まん延防止”であったり、緊急事態宣言とか、そういったことにならないことをいま祈ってます。(滞在時間や人数の制限は)県の判断ということですので、そこには協力していきたいと思ってます」
サタデーステーション 7月16日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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