【“クレーン車”横転死亡事故】現場の安全管理者を書類送検
2020年、東京・江戸川区にある防潮堤の工事現場でクレーン車が倒れ、男性作業員が死亡した事故で警視庁は15日、当時、現場の安全管理者だった男性を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故は2020年11月、江戸川区にある防潮堤の補強工事現場で作業中のクレーン車が横転し、クレーン車を運転していた小島幸久さん（39）が車体と防潮堤に挟まれ死亡したものです。
捜査関係者によりますと当時、現場の地盤が弱かったためクレーン車の転倒を防止するための装置が地面に埋没し、クレーン車が横転したということです。
警視庁は15日、工事前に地盤の調査をせず安全管理を怠ったなどとして当時、現場を管理していた40歳の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
調べに対し「地盤調査が必要だと漫然と認識していたが業務が多忙で忘れていた」と容疑を認めているということです。
（2022年7月15日放送）
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