【イタリア】”ドラギ首相”辞意表明も…大統領認めず 政権運営“不安定”に
イタリアのドラギ首相は14日、連立与党内の路線対立を受け辞意を表明しました。その後、大統領が辞任を認めなかったため首相は続投しますが、不安定な政権運営が続きそうです。
イタリア国営メディアによりますと14日、連立を組む左派政党の「五つ星運動」が、首相に対する事実上の信任投票となった物価高対策法案の採決を棄権しました。
これを受けてドラギ首相は、「この政権を支えてきた国民的な連立はもはや存在しない」として、辞任する意向を表明しました。これ以上の政権運営が困難だと判断したものです。
この日、ドラギ首相はマッタレッラ大統領のもとを訪れましたが、大統領はドラギ首相の辞任を認めず、議会との対話を続けるよう求め、ドラギ首相は来週の議会で、政権の継続に必要な議員の支持を得られるかどうかを見極める見通しだということです。
与党「五つ星運動」が連立を離脱する可能性もあり、混乱が続きそうです。
(2022年7月15日放送)
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