山上徹也容疑者“旧統一教会トップを恨んでいた”趣旨の供述 現場から90m離れた壁に弾痕も|TBS NEWS DIG
安倍元総理が奈良市で銃撃され死亡した事件。山上容疑者が「旧統一教会の総裁を恨んでいた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
きょう、安倍元総理が銃撃された現場周辺では、奈良県警の捜査員らが早朝から山上徹也容疑者の銃から発射された弾丸の捜索にあたりました。
記者
「発砲された場所から90メートルほど離れた立体駐車場の壁には、弾痕とみられる穴がくっきりと残っています」
流れ弾なのでしょうか。銃撃現場からほど近い立体駐車場では、壁面に弾痕とみられる穴を3か所確認、午後3時すぎからこの場所でも現場検証が行われ、弾丸のような金属片が見つかったということです。手製の銃の威力がうかがえます。
容疑者の事件前の行動も徐々に明らかになっています。山上容疑者は事件前日の今月7日、安倍元総理の遊説先である岡山に行ったとしていますが、捜査関係者によりますとJR新大阪駅などの防犯カメラには山上容疑者とよく似た人物が写っていたということです。
山上容疑者は「岡山に持って行った銃とは別の銃を犯行には使った」という趣旨の供述をしていることも分かりました。
また、動機として指摘されている世界平和統一家庭連合・旧統一教会への恨みについて、山上容疑者が新たに「旧統一教会の韓鶴子総裁を恨んでいた」「3年前に韓総裁が来日した時に愛知の会場に火炎瓶を持って行ったが、中には入れなかった」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
安倍元総理殺害へ冷徹に犯行に突き進んだことがうかがえる山上容疑者。奈良地検が刑事責任能力の有無を調べるため鑑定留置を行う方針を固めたことが捜査関係者の取材でわかっています。
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