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自民党が単独で改選過半数を獲得 野党同士の戦いや新しい勢力も【後藤部長のリアルポリティクス】|TBS NEWS DIG
安倍元総理が演説中に銃撃され亡くなるという、前代未聞の事件からわずか2日。今回の参議院選挙は異例の展開となりました。迎えた7月10日の投開票日。TBSテレビの後藤俊広政治部長が開票当日に開票結果を解説・分析し、今後の情勢について考察します。7月10日放送の「選挙DIG参院選LIVE2022~開票速報すべて見せます!最速フカボリも!~」から一部抜粋します。(聞き手:TBSテレビ・赤荻歩アナウンサー)
■「空気が変わった」安倍元総理の襲撃事件で自民党に回帰
ーー今回の参院選の結果、ここまでどのようにご覧になりましたか?
後藤俊広TBS政治部長:
やは7月8日の金曜日、安倍元総理の襲撃事件があって、そこで局面が本当に変わったっていうのは与党も野党も同じように言っています。
私の読みでは、元々「自民党が有利だ」と見ていたのですけども、いかんせんこの18日間の選挙期間を見ていると、「失速気味だな」と思いました。ですから60(議席)という壁がなかなかクリアできないんじゃないかなと思っていました。
なぜかというと2000年以降、自民党が60議席を超える獲得をしたことは過去2回しかなかった。1回目が2001年の64議席。これは20年以上前なんですけれども、当時自民党の「自民党ぶっ壊す」という掛け声で、小泉純一郎さんが総裁になったばかりで、その数か月後に選挙があったというのが2001年の64議席。
そして2013年。安倍元総理が2012年に政権奪還をしました。民主党から政権を奪い返したのですが、その勢いを買ったのが2013年だったということです。いずれにしろ、小泉さんにしろ、安倍さんにしろ、かなり“追い風”の中での選挙だと思うんです。
そういったところから考えると、今回は果たしてそこまで風が吹いていたんだろうか、というのは当初思ってたのですが、やはり8日の午後から、私も各候補者がどのように感じてるのかが気になったので、聞いてみたんです。
そうしたら、ある1人区の選挙区で戦った自民党の候補が言うには「これまで見たことのないような観客・有権者を集めて、最後の演説をすることができた。明らかにそれは8日の午後から人の流れ、空気が変わったんだ」ということを言ってましたから。おそらく自民党の方には同情票、あるいは保守でも今回自民党じゃなくて、維新に入れようかなというところもあった人たちも多くいたんじゃないかなと思いますが、そういった人たちが、やはり自民党に回帰してきた。そういった動きがあったのではないかなと思います。
■800万票が目標の公明党は近年クリアできず…どこまで票を集められるか
ーー自民党以外の動き、注目はどこでしょうか?
後藤政治部長:
一つは、公明党の比例票にちょっと注目してみたいなと思います。比例票が、私の手元でいきますと43%で、「公明党で291万人」という数字が出ています。100%の段階でどれぐらい票が集まるかわかりませんが、公明党はずっとこれまでも800万票というのを目標にしてるのですが、ここのところなかなか800万をクリアしたことがないんです。
過去を見ていきますと2004年の参院選挙では860万というのを記録してるんですが、それ以外では、▼2007年:約776万、▼2010年:約763万、▼2013年:約756万、▼2016年:約757万、▼2019年:約653万。700万台がずっと来てまして、前回がちょっと衝撃的だったのですけれども、一気に前々回と比べて100万減っています。だからそれを見て、やはり公明党も最大の支持母体である創価学会が、高齢化とか色々な構造的な問題を抱えていますから、今回どれぐらい票を集められるのか、そこをやっぱり注目したいと思います。
■自民党に票が流れた維新は“誤算”“民主党の顔”のブランドは毀損
ーー野党側はどうでしょうか?
後藤政治部長:
野党は維新ですね。維新が今回、立憲民主に挑戦するという野党の構図があったと思います。つまりこれは、改選・非改選も含めれば、依然、立憲民主が最大の野党第一党ではあるのですが、維新としては大阪のローカルパーティーというのを脱却して、これから「全国規模で政党展開していくのだ」という狙いがありますから、比例で少なくとも立憲民主に勝ちたいと。それが今回の目標になってるのだと思います。
見る限りですと、確かにこの議席も維新が7で立憲民主6ということなので、当初の狙いというのは部分的には達成してるのかな、と思います。その一方で、自民党に票が集まってしまったと。思ったほど議席全体として伸びていないというところが、維新にとっては誤算だったのかなと思います。
ーー立憲民主党の誤算というのもあるのでしょうか?
後藤政治部長:立憲民主党は、誤算というよりも、元々厳しい選挙になるであろうという想定で進んでいました。例えば、東京選挙区は6人います。6つの議席を争うのですが、やはり蓮舫さんは民主党の頃から“党の顔”的な役割。要するに10数年前の民主党政権の頃から目立った存在だったのですが、今回見てみますと4着でした。共産党の…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220711-6028604)
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