ロックダウン恐れ“市民逃走”…接種しないと高齢者“手当停止” 中国(2022年7月8日)

ロックダウン恐れ“市民逃走”…接種しないと高齢者“手当停止” 中国(2022年7月8日)

ロックダウン恐れ“市民逃走”…接種しないと高齢者“手当停止” 中国(2022年7月8日)

 駅前の広場を埋め尽くした人の山。大きなキャリーケースを手に移動する集団がいます。

■ロックダウン恐れ…市民逃走

 中国・陝西省で、ロックダウンを恐れた市民が、街から逃げ出す騒ぎが起きています。

 5日の夜、西安駅では、街を離れようとする人たちでごった返し、交通機関に乗れなかったのか、大きな荷物を持った人たちが、幹線道路を歩いています。

 2日以降に、新型コロナウイルスの感染者が33人確認された西安。地元政府は、6日から飲食店の店内営業や娯楽施設の営業を禁止しました。

 西安では、年末からおよそ1カ月間、厳しいロックダウンが実施され、市民生活に大きな影響が出ていました。

■接種しないと…高齢者手当停止

 一方、北京郊外の村では、こんな通知文がありました。

 北京郊外の村で配られた通知文:「すべての住民にワクチン接種を義務付け、接種しないと、公共交通機関や病院、スーパーなどの利用に悪影響が出る」

 60歳以上でワクチンを接種しない場合は、家族全員の福利厚生が停止され、水や米などの無償サービスや、70歳以上に対する高齢者手当が受けられなくなるというのです。

 北京では、「万里の長城」近くの村で、オミクロン株の新たな系統「BA.5」が発見されていて、ゼロコロナ政策のもと、各自治体がなりふり構わぬ、厳しい感染対策に乗り出しています。

(「グッド!モーニング」2022年7月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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