【女性大けが】トラが飼育員3人襲う…体長は約2メートル
栃木県の那須サファリパークで5日、飼育員3人がトラに襲われケガをしました。襲ったのは、体長およそ2メートル、体重およそ150キロのベンガルトラです。なぜ、飼育員は襲われたのでしょうか。
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那須サファリパークは正月の寅年の記念として、11歳のオスのベンガルトラ「ボルタ」の動画を公開していました(現在非公開)。映像には、職員の声かけに「ボルタ」が鳴き声で応えるような様子が映っていました。しかし…。
那須サファリパークによると、5日、開園の準備をしていた飼育員3人が、「ボルタ」に頭部や上半身をかまれたということです。
那須サファリパーク・支配人
「(3人とも)上半身・頭部の骨折、裂傷と聞いております」
「大事な3人の飼育員です。なんとか容体がわかって、回復を願っております」
世界にも数が少ない、希少な毛色を持つ「ボルタ」。体長およそ2メートル、体重は150キロほどあります。なぜ、飼育員は襲われたのでしょうか。
支配人
「『トラがいない』と思っていたところに、トラが来てしまったと」
事故が起きた獣舎の見取り図では、右から3番目が「ボルタ」のオリとなっていて、通常、扉は施錠されているといいます。襲われた女性の1人は本来、「ボルタ」がいないはずの通路を通ろうとしていましたが…。
支配人
「女性スタッフがトラから攻撃を受けて、そのときに叫び声を上げた」
別の飼育員が駆けつけると、女性が襲われていたということです。
支配人
「他の2名に関しては、女性社員を助けようとして、後から入っていった」
「ボルタ」がオリの外にいた理由については──
支配人
「(きのう)本来はここ(獣舎)に収容するはずが、収容していない可能性があるんです」
4日の時点で、「ボルタ」がオリに入っていなかった可能性もあるとしました。
支配人
「トラが悪いわけではないので、今後の展示方法については、相談しながら決めてまいりたいと思います」
那須サファリパークでは1997年と2000年にも、ライオンに飼育員が襲われる事故が起きています。
事故原因を究明するとしていて、営業再開についてはメドがたっていないとしています。
(2022年1月5日放送「news zero」より)
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