『起業をもっと身近に』元USJの講師が「起業家精神」養う授業 赤字の遊園地を黒字に(2022年7月7日)
神戸の市立中学校では「起業家精神」を生徒に持ってもらおうとユニークな授業が行われています。
神戸市の布引中学校。3年生の生徒たちに講義するのは人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で約20年間、運営業務に携わった杉崎聡紀さんです。
(レジャーコンダクター 杉崎聡紀さん)
「何がこのパークの問題・課題なのか考えて共有してください」
授業で使用しているのは、『赤字の遊園地を3年で黒字にする方法』を考えるカードゲームです。カードにはさまざまな対策が書かれていて、どれを使うかメンバーと相談して費用対効果を見極めていきます。
(生徒)「お金使いすぎやって」
(生徒)「やばいやばい」
イベントにお金をかけるグループもあれば…
(生徒)「なんか建設する?」
(生徒)「早くない?」
アトラクションの建設を考えるグループも…。
(授業を受けた生徒)
「こういう授業(の経験)は普段の学校生活の中でも大事になってくるだろうし、こういう経験が絶対に将来役立ってくると思う」
こうした授業を行う学校は全国で増えていますが、その背景にあるのが日本人の『起業率』の低さです。授業を企画した先生は「会社を興す際に直面するさまざまな課題を、ゲームを通して体験することで起業をもっと身近に感じて欲しい」と話します。
(神戸市立布引中学校 大澤一司先生)
「起業家を育てるというよりは、起業家に必要な資質・能力をみがくことに(この授業の)価値があるのかなと思います」
布引中学校では今後もこうした授業を行っていくとしています。
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