習主席「中国なりの方法で平和促す」 ドイツ首相に(2022年5月10日)
ウクライナ情勢を巡り欧米でロシア寄りの中国への懸念が広がるなか、習近平国家主席はドイツのショルツ首相との会談で、「中国は自分なりの方法で平和を促してきた」と主張しました。
中国外務省の発表によりますと、9日に開かれたオンライン会談で習主席は「衝突がエスカレートし、収拾がつかなくなる事態を全力で回避する必要がある」と述べ、現状への危機感を示しました。
中国はこれまでロシアによる侵攻を批判せず制裁にも反対し続けてきましたが、習主席は「中国は自分なりの方法で平和交渉を促し、事態の鎮静化に努めてきた」と主張しました。
一方で、「ヨーロッパの安全はヨーロッパ人の手に握られなければならない」と述べ、ショルツ首相に対しアメリカと一線を画すよう求めました。
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