韓国も大雨で冠水や土砂崩れ被害1歳の女児死亡(2023年6月30日)

韓国も大雨で冠水や土砂崩れ被害　1歳の女児死亡(2023年6月30日)

　韓国では今週、梅雨入りして以降、各地で大雨による冠水や土砂崩れが発生しています。住宅に土砂が流れ込む事故も起き、1歳の女の子が死亡しました。

　東部の慶尚（キョンサン）北道の栄州（ヨンジュ）では30日未明に大雨による土砂崩れが発生し、住宅1棟に土砂が流れ込みました。

　この事故で1歳の女の子が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡しました。

　27日から28日にかけても南部の光州（クァンジュ）市などで道路の冠水や土砂崩れなどの被害が発生しています。

　韓国では去年8月、大雨で半地下の家に住む家族3人が死亡したほか、9月にも浦項（ポハン）の地下駐車場で7人が死亡しています。

　尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領も梅雨を前に「重要なのは人命被害を減らすこと」と述べ、大雨への対応を指示していました。
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