英首相 辞任圧力強まるも続投の意思は強固|TBS NEWS DIG
与党内からも辞任を求める声が大きくなっているなか、イギリスのジョンソン首相はあくまで続投する構えを示しています。
イギリス ジョンソン首相
「国家の経済が難局にあり、この80年で最大の戦争が欧州で起きている時に、政府に期待されているのは逃げることではなく、課題をこなし続けることです」
財務相と保健相がそれぞれ首相の方針や政治手法を批判して辞任するという異例の事態の中、議会の答弁に立ったジョンソン首相は改めて続投の意思を強く示しました。
一方、辞任したジャヴィッド前保健相は、新型コロナ規制を破って官邸で飲食を伴う会合が開かれた問題や、先週から今週にかけて明るみに出た院内幹事長代理のセクハラ問題で官邸側の説明が二転三転したことについて「もうたくさんだ」と厳しく批判しました。
ジャヴィッド保健相
「トップ(首相)こそが問題であり、変化は期待できない、という結論に達しました。これはつまり、我々責任ある立ち場の人間が変化を起こさないといけないということです」
この呼びかけに応じるかのように、イギリスメディアによれば、5日から6日にかけて40人を超える与党議員がジョンソン氏への不信任を表明して、政務官など政府のポストから辞任しました。
また、これまでジョンソン氏に近いとされてきたパテル内相や、任命されたばかりのザハウィ新財務相ら他の閣僚たちも首相に辞任を促したと報じられています。
ただ、ジョンソン首相は6日夜も「2019年の選挙の圧勝で国民の負託を得た」「今辞任すればカオスになる」などとして、あくまで続投の構えを示し、辞任を促したうちの一人で保守党の重鎮ゴーヴ住宅相を解任しました。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/EBo5xsU
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/q7AlE3k
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/U6kIKjt
コメントを書く