「BA.5」置き換わり要因か…全国で感染再拡大 東京5000人超 島根・愛媛“過去最多”(2022年7月6日)
新型コロナウイルスの感染が、全国で再拡大している。東京では、新規感染者数がおよそ2カ月ぶりに5000人を超えた。
■東京5302人感染…前週から2倍以上増加
新型コロナの感染が、再び拡大の一途をたどっている。
東京で5日、新たに5302人が、新型コロナに感染していることが確認された。前の週の火曜日の新規感染者2514人から、2倍以上の増加となった。
東京の新規感染者が5000人を超えるのは4月28日以来、およそ2カ月ぶりだ。
感染が再拡大しているのは、東京だけではない。
■愛媛で“過去最多”…知事「第7波と」
5日、全国で確認された新規感染者は、3万6176人。5月下旬以来の3万人超えとなった。
島根県・丸山達也知事:「今回の感染拡大を第7波と」
5日、過去最多755人の新規感染者を確認した島根県は急きょ、対策本部会議を開いた。
島根県・丸山達也知事:「飛び抜けて一番厳しい状況。今のこの急増を止められるかどうか、分からない状況でございます。新規感染者への連絡が滞っている状況ですので。どういうケースでどういう感染が発生しているか、把握自体を今、県がタイムリーにできていない状況です」
■愛媛でも…「BA.5」置き換わり要因か
同じく、過去最多582人の感染を発表した愛媛県では、中村時広知事が臨時会見を行った。
愛媛県・中村時広知事:「本県も、完全に感染拡大局面に入ったと考えられます。(今後)医療負荷が増大する可能性がございます。その場合は、社会経済活動に制約を課すという、強い対策を取らざるを得ない」
全国的な感染者数の増加について、厚生労働省の新型コロナの専門家会合は、これまで主流だった「BA.2」から、感染力がより強い「BA.5」系統への置き換わりが要因になっていると分析している。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年7月6日放送分より)
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