大型トラック 車列に“追突” 歩道乗り上げ“電柱2本”なぎ倒す…1本は車の荷台直撃【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年7月6日)
神奈川県海老名市の県道での映像。信号待ちをしている車の列に大型トラックが突っ込み、電柱をなぎ倒す事故があった。
■大型トラック追突事故 住民「何十年もいるけど初めて」
住宅の敷地に不自然に止まる大型トラック。横には、倒れた電柱がある。
信号待ちをしていた乗用車の列に大型トラックが追突した事故。
歩道に乗り上げ、道路脇の塀にぶつかり、止まることなく2本の電柱をなぎ倒す。電線は引きちぎれ、折れた電柱の1本が白いトラックの荷台を直撃した。
通報は5日午前10時半すぎ。6台が信号待ちをする列に、大型トラックが追突。そのまま道路脇の塀や、電柱などに突っ込んだ。
現場近くの住民:「電柱が倒れてきて。軽トラックの荷台に、電柱が倒れてダーンて。その音だと思うんですよ。ガチャーンってすごい音。これだけでかい(事故)は私、何十年もいるけど初めて」
■電柱なぎ倒され…“鉄筋むき出し”の部分も
なぜ、事故は起きたのか。
茶色の車が、道路脇のフェンスに向かって不自然に止まっている。
ドライブレコーダーの映像には、茶色の車がトラックに追突された衝撃なのか、反対車線に弾き飛ばされる様子が捉えられていた。
車の後ろ側の窓はすべてなくなり、車体が大きくへこみ、強い衝撃を受けたことが分かる。
電柱にぶつかり、大型トラックのサイドミラーが吹き飛ぶ様子も見て取れる。
運転席の窓ガラスは全体にヒビが入り、大きく歪んでいる。
根元から折れた電柱は、鉄筋がむき出しになっているところもある。
この事故で5台の車が巻き込まれ、追突された車に乗っていた男女3人と、倒れた電柱が直撃した白いトラックの運転手がけがをした。
現場近くで働く人:「隊員の方3人くらいで、運転席から引っ張り出すシーンを見ていた。とても苦しそうだった」
大型トラックを運転していた39歳の男性は重傷で、病院へ搬送される際、意識がなかったという。
■いまだ運転手に事情聴けず…一体、何が?
現場近くで働く人:「それほどスピード出る所ではない。日中あの時間帯はいつも渋滞していたり、車が多い時間帯なので、今回初めてですよね。こういう形で事故が起きたのは」
現場は、見通しの良い直線道路。事故当時、雨は降っていなかった。
運転手の男性は病院で治療中のため、警察は事情を聴けていないという。
一体、運転手に何が起きたのか?
交通事故鑑定人・中島博史氏:「(運転手が)パニックで動作できなかったということであれば、衝突後に何か回避しよう、あるいは被害を軽減しようとすると思います。最初に追突する時点で意識を失ってしまっていて、操作をしないまま行って、最終的には電柱に阻まれて、減速したような状態だと思う」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年7月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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