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「一難去ってまた一難」農家の苦悩 猛暑に大雨…天候不順で農作物ピンチ 価格にも…(2022年7月5日)
猛暑や大雨など天候不順に見舞われるなか、今が旬の野菜や果物にもすでに影響が出始めています。物価高に加え、今後、夏野菜も家計を直撃することになりそうです。
茨城県古河市の農園では、強風への対策が急ピッチで行われていました。
鈴木農園・鈴木弘晃さん:「(Q.今は何の作業している?)これはトウモロコシの穂の部分を落として、台風が来てもトウモロコシの木が倒れないように対策を取っている」
台風4号はすでに温帯低気圧に変わっていますが、依然、大雨と強風の不安は残っています。風によって倒されれば、商品価値はなくなります。
鈴木農園・鈴木弘晃さん:「先週までは高温でとても乾燥していて、暑さで大変だったところに、またこの台風かって。一難去ってまた一難というか、ほんと苦労ばっかり多い年だなと、そういった印象を受けますね」
目まぐるしく変わる天候の影響はすでに出ています。
一部のトウモロコシは高温と水不足で途中までしか実が詰まっていません。ナスも暑さの影響で、つやつやとした照りがないものができてしまうといいます。
鈴木農園・鈴木弘晃さん:「これが要するに、我々の業界だと“ボケナス”と呼ばれているような、色が少し色ボケしているというか、そういったものが出ている」
このうえ、強風に襲われれば、パイプなどにぶつかり野菜が傷付いたり、大雨が続けばカビが発生し、キャベツなどが一部腐ってしまう恐れもあるといいます。
鈴木農園・鈴木弘晃さん:「値段がいつもだったら100円で売っているキャベツが200円とか250円だったりという年があったので、もしかすると、そういうふうになるかもしれない」
猛暑に大雨、極端に変わる天候は価格にどのように現れるのでしょうか。
それは、今月下旬ごろから収穫が始まる果物にも大きな影響を与えていました。
大澤農園・大澤一樹園主:「真っ黒ですね。焦げているような…」
埼玉県久喜市にあるナシ農家では、連日の40℃近い日照りで、ナシの表面が焼けてしまったといいます。こちらでは、葉までも黒く変色しています。
大澤農園・大澤一樹園主:「7月に40℃近い気温になる時はあるんですけど、6月にこれだけ高温がくるというのはあまりなくて、このように黒くなってしまうのは経験したことがない。異常気象が当たり前になっているのが毎年来ているのが正直なところで、ちょっと作るのが難しいなというふうに年々思う」
さらに今年は、こんな被害も…。
先月頭、埼玉県などを襲ったひょう。久喜市や春日部市など埼玉県東部を管轄するJA南彩によると、83ヘクタールあるナシ園のうち、26ヘクタールがひょうの被害を受けたといいます。
大澤農園・大澤一樹園主:「全国的にひょうが降っている所もありますし、同じように暑さの害は影響が出ると思うので、全国的に品薄になると思う」
急変し続ける天候の影響は、家計に直撃するのでしょうか。
葉物を中心に値が上がり、小松菜も1週間前と比べるとおよそ100円、値上がりしています。
影響を与えているのは、やはり天候不順。
新宿八百屋・廣田廣史さん:「暑さですよね。あと水不足とか気候によるものが多い」「(Q.今後も影響出そうか?)サニーレタス、小松菜、水菜。気候に敏感なものは(影響出る)」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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