「何とかして助けたい」 国外脱出支援するロシア人(2022年7月5日)

「何とかして助けたい」 国外脱出支援するロシア人(2022年7月5日)

「何とかして助けたい」 国外脱出支援するロシア人(2022年7月5日)

 ロシア国内では、一部のロシア人が危険を承知でウクライナ人の支援を続けています。

 脱出支援するロシア人・オリガさん:「ウクライナ人を見ていると、自分と全く同じに感じるのです。言葉も宗教も同じ、一つの民族だと感じます」

 オリガさんとウラジーミルさん夫妻は現在、ロシア西部のロストフ州でヨーロッパへの脱出を希望するウクライナ人を支援しています。

 ウクライナ人支援するロシア人・ウラジーミルさん:「私たちはこの状況を変えることはできません。でも何とかして助けたいです」

 2人はこれまでに、7組の家族をチェコなどロシア国外へ移動させる手伝いをしてきました。

 マリウポリ出身のリーナさんもこの夫妻の支援を受けて、ラトビアへ脱出することに成功しました。

 ロシアからラトビアへ脱出・リーナさん:「ボランティアがプランを考えます。自力では無理でした。彼らは脱出の手助けをしています」

 ウクライナへの侵攻開始以来、ロシアではウクライナ人をヨーロッパへ脱出させるための、ロシア人のボランティアネットワークができています。

 全体のプランを策定する人や、夫妻のようにウクライナ人の送迎など、現場で直接支援する人たちが連携して活動しています。

 ネットワークは複数存在し、プランを策定する人だけでも一つの団体で200人以上活動しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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