【検証】車内の危険な暑さ 短時間で70度以上(2022年7月2日)

【検証】車内の危険な暑さ 短時間で70度以上(2022年7月2日)

【検証】車内の危険な暑さ 短時間で70度以上(2022年7月2日)

外出する機会も増える中、気を付けなければいけないのが車内に潜む危険です。
炎天下の車内でその危険を検証しました。

報告:仁科健吾
「日陰にあった車を日なたに出してきました。車内の温度は34.0度です」

エアコンをきった車内。
サーモカメラを見てみると、直射日光が当たるダッシュボードの温度はすでに42度ですが、それが5分たつと…

報告:仁科健吾
「サーモカメラの様子を見てみますと、ダッシュボードが60度以上になっています」

その後、70度以上に達しました。
助手席はさらに熱くなり…

報告:仁科健吾
「えっ?76度、77度までいってます」

この温度の中に置いたグミは、15分でこの状態に。
クレヨンも…

報告:仁科健吾
「クレヨンはもうどろどろです。液体状になっています」

車内全体の温度見てみると…

報告:仁科健吾
「計り始めてから10分程度で40度になりました」

その後も、ぐんぐん上昇し、およそ20分で45度。
40分後には50度になりました。

報告:仁科健吾
「うわ暑い。すごく蒸してる感じがします。息苦しい感じがします。」

これほどの暑さに到達すると、短時間で熱中症や脱水症状になる危険が非常に高くなります。
JAFの実験では、気温35度の時の車内ではエアコン停止から15分で人体にとって危険なレベルとなりました。
わずかな時間でも、子どもや高齢者を車内に残すことは避けなければいけません。

7月2日 サタデーステーションOA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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