「また連休前の雪」落胆の観光地・・・関東甲信の広範囲で大雪(2022年2月10日)

「また連休前の雪」落胆の観光地・・・関東甲信の広範囲で大雪(2022年2月10日)

「また連休前の雪」落胆の観光地・・・関東甲信の広範囲で大雪(2022年2月10日)

東京都では10日、都心でも積雪が観測されたほか、一部地域で大雪警報も出されています。

3連休を前に降った雪。神奈川県箱根町では、観光客の姿がまばらです。芦ノ湖に向かう山道で、車2台が停車。冬用タイヤに替えていましたが、雪にはまったといいます。

近くの土産物店は、開店休業状態でした。
寄木細工の店『みつや』杉山昌夫さん:「道路が滑って、事故を起こしたりするので、多分、(連休の観光客は)かなり減ると思う。若干、ここのところお客さんが、増えてきていた気がしていたけど」

埼玉県秩父市では、午後になり、大粒の雪が降ってきました。日帰り温泉などの観光客が、食事に訪れるレストランがあります。
きのこの里 鈴加園・鈴木智恵子さん:「(Q.週末の予約状況は)ちょっと天気が悪いので、本当に少ない。雪が降っちゃうと1割くらいのお客さん」

埼玉県は、まん延防止等重点措置が適用されています。3連休は、県内の日帰り客を当て込んでいます。
きのこの里 鈴加園・鈴木智恵子さん:「あんまり積もるとお客さんも来られなくなっちゃうので、もうこの辺でなんとか降り止んでほしい」

朝から雪が降り続いた山梨県富士吉田市。国道138号では、管轄する国土交通省の関東地方整備局の職員らが、車を1台1台止めて、冬用タイヤ、あるいはチェーンをしっかりと装着しているかどうかの確認を行いました。しかし、別の場所では、トラックが上り坂を登れず止まり、さらに、もう1台トラックが立ち往生し、後続車の長い列ができていました。その後、トラックは、けん引され、渋滞は解消しました。

東京では、午前中、雪は舞うものの積もることはありませんでした。それでも、雪への備えが行われました。首都高速道路は、午前5時から予防的通行止めとなりました。

午後になり、徐々に雪が強まるなか、一般道では、スリップ事故が起きました。午後2時半前、調布市の東八道路で、「男性1人が車の中で挟まれている」と110番通報がありました。警視庁によりますと、男性が運転する乗用車が雪でスリップして、中央分離帯を乗り越えて、反対車線で横転。そこに、反対車線を走行中の軽自動車が衝突したということです。この事故で、乗用車の男女と軽自動車の男性の合わせて3人が軽いけがをしました。

夕方になるにつれ、雪が徐々に強まってきました。雪で点字ブロックは見えづらくなります。
視覚障害のある男性:「段差とか、点字ブロックとか、全部目印にしているので、そういうものが埋もれてしまうと、気づいたら車道を歩いていたことも過去にある」

大雪の予報だったため、大手町にある新型コロナの大規模接種会場には、早めに来た人がいました。
東久留米市から来た人:「まだ1時間前。でも待ってもいいと思って来た。来られなくなると困るから」
大田区から来た人:「(接種は)スムーズだった。どこかで座ったまま待つこともなく、流れ作業で」

関東甲信では、11日朝にかけ、積雪や路面の凍結などへの警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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