ナチス強制収容所 元看守に禁錮刑 殺人幇助の罪|TBS NEWS DIG
ドイツの裁判所は28日、第2次世界大戦中にナチス・ドイツの強制収容所で看守を務めていた、現在101歳の男に殺人幇助などの罪で禁錮5年の判決を言い渡しました。
現在101歳のヨーゼフ・S被告は、1942年からおよそ3年間、ドイツ・ベルリン近郊にあったナチスのザクセンハウゼン強制収容所で看守として働き、少なくとも3500人の殺害を幇助したなどの罪に問われていました。被告は「強制収容所に勤務していたことはなく、農場で働いていた」と無罪を主張していました。
ブランデンブルク州のノイルピン地方裁判所は被告が看守として働いたと認定し、「ナチズムのテロと殺人機関の一部を担ったことになる」として被告に禁錮5年を言い渡しました。
ナチスに関する裁判では、2011年に直接殺害に関与していなくても、強制収容所に勤めていたことが証明されれば殺人を手助けしたとみなすとする判例が出ていて、今回の起訴、判決につながりました。
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