G7サミット閉幕 対ロ圧力強化 中国けん制なども|TBS NEWS DIG
G7サミット=主要7か国首脳会議は、ウクライナへの永続的な支援を約束する一方、ロシアへの圧力強化や中国へのけん制を盛り込んだ首脳宣言を採択し、閉幕しました。
ドイツ ショルツ首相
「ウクライナとの公正な合意がないかぎり制裁は継続されることを肝に銘じてほしい」
3日間続いたG7サミットでは、ほとんどの議題でウクライナ情勢が言及され、ロシアへの批判が際立つかたちとなりました。
G7は、首脳宣言で、「侵略戦争が飢餓の危機を悪化させている」と明記したうえ、世界の食料安全保障に関する取り組みに45億ドルを追加で拠出することで合意しました。
中国に対しても、東シナ海や南シナ海での力や威嚇による一方的な現状変更の試みを強く批判する言葉を盛り込むと同時に、ロシア軍のウクライナ撤退を実現させるため、中国が圧力をかけるよう求めました。
G7は今回、「必要な限りいつまででも、ウクライナの財政、人道、軍事、外交面で支援を続ける」として、ウクライナへの永続的な支援を約束しました。
一方、ウクライナへの軍事・経済支援の長期化は、G7サミットが重視する気候変動や食料危機への取り組みに影響を与えかねない懸念もあります。
脱炭素、脱ロシア、食料安全保障、そしてウクライナ情勢。これらを高い次元でバランスを取らなくてはいけなく、G7は今後、難しいかじ取りを迫られることになりそうです。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/FC470UN
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/ARx34In
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/N7aZWI0
コメントを書く