「モノ言う株主」社外取 選任なるか 東芝株主総会(2022年6月28日)
経営の混乱が続く東芝が株主総会を開きました。「モノ言う株主」出身の社外取締役を増やすという会社側の提案に公然と反対の声が上がる異例の展開となっています。
(経済部・進藤潤耶記者報告)
総会は予定より長引いて今も続いています。
「モノ言う株主」の取締役候補を巡って、朝から白熱しています。
株主:「やっぱり利益相反は確実に明確に起こると思うので、その議案は私は反対しています」「迷走していますね」「ある程度株持っていればしょうがない」
東芝は、元々「会社を分割する方針」でしたが、上場廃止を求める「モノ言う株主」の反対で中断し、今は、国内外の投資ファンドなどからの再建案を検討しています。
「モノ言う株主」出身の取締役が増えると上場廃止へと加速するとの見方が強まっています。
原子力や量子暗号など、東芝には経済安全保障に関わる技術があるだけに、再建案には株主・投資家に加えて政府も大きな関心を寄せています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く