G7が共同声明「必要な限りウクライナを支援」(2022年6月28日)
ドイツで開催されているG7=主要7カ国の首脳会議で、ウクライナ支援の継続とロシアへの制裁強化を盛り込んだ首脳声明が発表されました。
(小島佑樹記者報告)
ロシアによる侵攻が長期化するなか、G7各国はウクライナへの無期限の支援を約束しました。
声明には「財政、人道、軍事、外交的支援を継続し、必要な限りウクライナを支援する」と明記しました。
ウクライナの防衛力を強化に向けた最新兵器の提供も含まれています。
同時に表明したのはロシアへの追加制裁です。
アメリカ政府高官は「戦争の代償を確実に払わせる」と述べ、ロシアの軍事産業やサプライチェーンを狙い撃ち、戦闘で失った装備品を補充しにくくするなど弱体化を視野にした措置も盛り込んでいます。
「戦争をどう終わらせるか」という課題にも触れていますが、イギリスなどがロシアに強硬姿勢のなか、フランスやドイツなどは交渉での解決を求めるなどG7各国の温度差が改めて浮き彫りになっていて、終戦への明確な道筋が示されたとは言い難い状況です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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