市長「再委託、再々委託は把握していなかった」 一時紛失USB『業者が無断で再委託』（2022年6月27日）
兵庫県尼崎市で全市民の個人情報が入ったＵＳＢメモリが一時紛失した問題で、市から業務委託を受けた会社が市に無断で再委託を行っていたことがわかりました。
６月２１日、新型コロナウイルスの給付金の支給事業を尼崎市から委託されていた業者の関係者が、全市民４６万人分の個人情報が入ったＵＳＢメモリを一時紛失しました。
市によりますと、業者が協力会社に業務を再委託する際、契約上、市の許可を得る必要がありましたが、一部業務を無断で他の会社に再委託していたということです。また、業者はＵＳＢメモリを紛失したのは「協力会社の社員」としていましたが、「協力会社が再委託した会社の社員」だったと訂正しました。
（尼崎市 稲村和美市長）
「再委託、再々委託は把握しておりませんでした。マネジメント不足、危機管理不足にもつながっていると思います」
市は調査を進めるとしています。
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