G7 エネルギー・食糧問題で意見交換 岸田総理「結束強化を」(2022年6月27日)
日本時間の26日夜、ドイツ南部のエルマウで開幕したG7(主要7カ国)の首脳会議は、「世界経済」に関する協議で始まりました。
ウクライナ侵攻をきっかけとする課題が山積みというタイミングで始まった今回の首脳会議では、G7として具体策を示し、いかに実行に移していくかが問われています。
協議では、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけとするエネルギーや食料問題について意見が交わされ、岸田文雄総理大臣は「各国の国民生活を物価高騰から守るために、G7として結束することが重要だ」と訴えました。
侵攻が長期化し、各国の対応に疲れが出始めたと指摘する声が上がるなか、課題の解消に向けた具体的なメッセージを打ち出せるかが焦点です。
また、アメリカのバイデン大統領は、中国が進める経済圏構想「一帯一路」への対抗策として、途上国へのインフラ投資に関する、新たな枠組みの創設を表明しました。
アメリカ・バイデン大統領:「民主主義国家と連携するメリットを、世界中に実感してもらおう」
G7が、今後5年間でおよそ81兆円の資金投入を目指すとし、岸田総理は、日本がこのうちのおよそ8兆8000億円以上を分担する考えを示しています。
(「グッド!モーニング」2022年6月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く