- 【事件】両足骨折の3歳娘に“治療”受けさせず 母親「しつけで暴行」
- 「ワオ!これも植物性?」竹とじゃがいもで…“マグロ”を再現 市場急拡大「植物性食品」の見本市をNYで取材|TBS NEWS DIG
- 神戸市で1時間に63.5ミリ 観測史上3番目の激しい雨 灘区で住宅の石垣崩れる
- 【万博】生物学者の福岡伸一氏が展示内容を発表 命とは何かを考えるきっかけとなるような展示を目指す
- 【ライブ】『ロシア・ウクライナ侵攻』ロシア軍がウクライナ全土に空爆やミサイル攻撃/ゼレンスキー大統領 要衝バフムト「撤退せず“防衛強化”満場一致で支持」 など(日テレNEWS LIVE)
- 政府 大阪・兵庫・京都・和歌山などの「まん延防止」延長方針決定 3月6日までの2週間
【判決】セブン“時短営業” 元オーナー側敗訴 店舗明け渡し命じる
24時間営業をやめたセブン-イレブン元オーナーのフランチャイズ契約解除を巡る裁判で、司法の判断が示されました。大阪地裁はセブン-イレブン本部側の主張を認め、元オーナー側に店舗の明け渡しを命じました。
◇
セブン-イレブン東大阪南上小阪店元オーナー 松本実敏さん
「勝つと思ってたんですけど、不当判決というか、忖度(そんたく)判決だと思ってる」
23日午後5時すぎ、判決を受けて会見に臨んだのは、大阪府東大阪市にあるセブン-イレブンの店舗の元オーナー・松本実敏さんです。セブン-イレブン本部とのフランチャイズ契約解除を巡り、裁判で争っていましたが、松本さんに店舗の明け渡しなどを命じる判決が言い渡されました。
◇
きっかけは、3年前の2019年11月。当時、セブン-イレブン東大阪南上小阪店のオーナーだった松本さんは人手不足を理由に、本部との合意なく24時間営業をやめ、時短営業に踏み切りました。
すると、セブン-イレブン本部側は、暴言や暴力など、異常な顧客対応を理由に、松本さんとのフランチャイズ契約を解除しました。
2020年8月、松本さんは、時短営業に対する仕返しだとして、契約解除の無効などを求め提訴しました。対する本部側も、店舗の明け渡しを求めて訴えを起こし、両者一歩も譲らない法廷闘争となったのです。
2021年5月、さらに、セブン-イレブン本部は強行手段に打って出ます。なんと、店舗の駐車場に本部が仮設店舗を建て、オープンしたのです。もちろん、24時間営業です。
セブン&アイ・ホールディングス 広報 中田智史さん(2021年5月)
「最後の手段として、仮設店舗での営業再開と」
セブン-イレブン東大阪南上小阪店元オーナー 松本実敏さん(2021年5月)
「前代未聞でしょ。裁判で決着つく前に、こういうことをやることは嫌がらせ以外のなにものでもない」
本来、手を取り合うべきはずの両者の間にできた壁。
大阪府内の別のフランチャイズ店舗のオーナーからは、「『時短してもいいよ』という流れを作ったことには、感謝している。ただ、イメージ悪化への影響が心配」との声も聞こえました。
◇
そして、迎えた23日の判決。
争点となった契約解除の有効性について、裁判長は「松本さんの顧客対応は、通常の範囲を超え、ブランドイメージを低下させるもの。契約解除は、時短営業を拒絶するものではない」とセブン-イレブン本部側の訴えを認め、松本さんに対し、店舗の明け渡しと、約1450万円の損害賠償の支払いなどを命じました。
セブン―イレブン・ジャパンは「主張が全面的に認められたもので、妥当な内容と存じます」とコメントしました。
一方で、松本さんは訴えが全て退けられました。
セブン-イレブン東大阪南上小阪店元オーナー 松本実敏さん
「次の控訴審では、その辺も理解してもらえるように、僕自身も頑張っていきます。事実にのっとって判断を下してほしい」
今後、控訴する予定だということです。
(2022年6月23日放送「news every.」より)
#セブンイレブン #大阪府 #裁判 #日テレ #newsevery #ニュース
◇日本テレビ報道局のSNS
Facebook https://ift.tt/2pcnSLP
Instagram https://ift.tt/7T34Zic
TikTok https://ift.tt/k0YHMPh
Twitter https://twitter.com/news24ntv
◇【最新ニュースLIVE配信中】日テレNEWS HP
https://news.ntv.co.jp
コメントを書く