核禁条約会議 核保有国批准なら「10年以内に廃棄」 ドイツなど条約批准を否定|TBS NEWS DIG
オーストリアで行われている核兵器禁止条約の初めての締約国会議は、核保有国が批准すれば「10年以内に核兵器を廃棄しなければならない」と決めました。
核兵器禁止条約の締約国会議は22日、2日目の会合が行われ、「核保有国が条約を批准した場合、10年以内に廃棄しなければならない」と決めました。
現在、条約を批准する65の国と地域のうち、アメリカやロシアなど核保有国は参加していませんが、今後加盟する場合に備えた措置です。会議にはアメリカと核を共有するNATO=北大西洋条約機構のメンバーも参加していますが、ドイツ、ノルウェー、オランダが発言し、条約の批准を改めて否定しました。
ドイツ代表
「核兵器が存在する限り、NATOは核同盟であり続けます」
ロシアによるウクライナ侵攻で核の脅威が高まる中、「将来的に核のない世界を目指す」という目標には賛同したものの、核軍縮は「NPT=核拡散防止条約のもとで話し合うべきだ」としました。
締約国会議は23日まで行われ、成果文書が採択される予定です。
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