東証“大発会”500円超値上がり 今年の日本経済の行方は?
東京株式市場は、4日が年明け最初の取引となりました。去年、一時3万円の大台を回復した株価ですが、今年の日本経済はどうなるのでしょうか。
「大発会」を迎えた東京証券取引所。4日の東京株式市場は、前日のニューヨーク市場で株価が過去最高値を更新した流れを引き継ぎ、買い注文が広がり、去年の終値より510円値上がりして新年最初の取引を終えました。
去年、新型コロナに翻弄された日本経済。
「3足で1万円の福袋となっています」
「松屋銀座」では、初売りとなった2日は多くの客で賑わいました。松屋では去年も通常営業ができない時期が続いたことから、売り上げはまだ、コロナ前の水準には回復していません。ただ、一年を占う「初売り」は、去年の1.4倍の売上げを達成するなど担当者も一安心です。
松屋 河野新平販売促進部長
「やっとお買い物を楽しんでいただける状況になりつつあるのかなということで、お客様のニーズにお応えできるように、しっかりやっていきたい」
消費も少しずつ回復の兆しが見えるなか、今年の日本経済はどうなるのか。専門家は、今年、共産党の党大会が開かれる中国の「経済の停滞」がリスクのひとつだと指摘します。中国が党大会に向けて、景気回復よりも感染者数を抑制させてゼロコロナをアピールすることを優先すれば中国経済は伸び悩み、日本も影響を受けるといいます。そしてもうひとつが、一足早く経済回復に向かい記録的なインフレとなっているアメリカによる「利上げ」です。
大和証券 末廣徹シニアエコノミスト
「仮に本当に利上げが行われれば、アメリカの株価なんてのは、若干ダメージがあるんじゃないか。アメリカ経済が少し落ちてくれば、当然、日本の輸出には厳しいと思う」
証券業界では「波乱が起きやすい」と言われる「寅年」ですが、コロナだけでなく、世界の二大大国の経済動向にも翻弄される波乱の1年となりそうです。(2022年01月04日15:19)
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