【速報】東大前殺傷事件 逮捕された少年の「逆送」を決定(2022年6月22日)
今年1月、東京大学の前で受験生ら3人が切り付けられた事件で、名古屋家庭裁判所は逮捕された少年(18)に大人と同じ裁判を受けさせることが適当とだとして、名古屋地検に送致する「逆送」を決定しました。
この事件は今年1月、当時、名古屋市内の高校に通う2年だった男子生徒(当時17歳)が東京大学の前の路上で大学入試テストの受験に来ていた高校3年生ら男女3人の背中をナイフで刺すなどし、殺人未遂などの疑いで逮捕されたものです。
逮捕当時、少年は警察の調べに対して「医者になるために東大を目指していたが、成績が上がらず自信をなくしていた」「医者になれないなら自殺しようと思った。自殺する前に人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと思った」などと供述していました。
東京地検が先月、少年を家庭裁判所に送致していましたが、今月22日、罪質及び情状に照らして刑事処分が相当として名古屋地検に送致する逆送の決定をしました。
名古屋家裁は決定の理由として「凶器を準備し、犯行場所の下見をするなど計画を立てていて、人命を顧みない態度は顕著である」「通り魔的に3人もの生命を脅かすなどした重大な事案であって、犯情は相当に重い」などとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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