道路わきの雑木林に・・・異様な「マスクの木」なぜ・・・(2022年6月21日)
東京都内で異様な「マスクの木」を発見。一体、誰の仕業なのか。取材で目撃者の証言を得ることができました。
視聴者から寄せられた動画。道路脇の雑木林に無数のマスクが・・・。駐車場脇の竹やぶにも。白いマスクに、ピンク色のマスク。
いずれも、東京・町田市で撮られました。撮影した人は、コロナ禍が始まったおととしごろから見掛けるようになったといいます。
実際に行ってみると・・・。
1カ所にマスクが集中している木もあれば、1本の木に1つのマスクという場合も。
市内の至る所に広がるなんとも不気味な光景。市民の反応は・・・。
町田市民:「危害を加えられるような感じもないので『なんだろうね』と不思議な感じ」「コロナ(禍)が収まれば掃除してなくなるんだろうけど・・・」「自然ではない。誰かが掛けないとマスクが掛かるということは考えられない」
マスクを木に掛けたのは一体、何者なのか・・・。
動物だとしたら、手掛かりになるのはあの動画です。カラスの鳴き声が聞こえます。
鳥類の生態に詳しい学者は・・・。
鳥類の生態に詳しい東京大学名誉教授・樋口広芳氏:「遊びという行動があるが、こんなにいっぱいマスクを引っ掛けることはないのではないか。しっかりと結んであったら、カラスをはじめ鳥獣の可能性はない」
となると、人間の仕業・・・。現場で取材を続けていると、近所の住民からこんな話が飛び出しました。
近所に住む人:「しばらく気にして歩いていたらおじさんが掛けていた」
一体、誰がどうやって、何のために・・・。
町田市に点在する異様な“マスクの木”。市民から、ある証言を得られました。
町田市民:「70代くらいの人が自転車で来て枝を下から曲げてパッと掛けてパッと放すから、人間が掛けたと思わないでしょ。3回は見ている。皆『気持ち悪い』と言っている。でも触りたくない」
マスクを木に掛ける理由は定かではありませんが、こうした行為は罪に問われる可能性があると専門家は指摘します。
若狭勝弁護士:「場合によっては(コロナに)感染した人が着けていたマスクかもしれないという恐れをなすとすれば衛生上、感覚的には極めて不快に思う。そうだとするとこういう行為は非常に悪質」
若狭弁護士によりますと、廃棄物処理法という法律のもと、懲役5年以下、もしくは罰金1000万円以下などの比較的重い罰則が科せられる可能性があるということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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