都内の神社でクラスター 初詣の参拝が3日から中止に(2022年1月4日)

都内の神社でクラスター 初詣の参拝が3日から中止に(2022年1月4日)

都内の神社でクラスター 初詣の参拝が3日から中止に(2022年1月4日)

 東京都内の神社ではクラスターが発生し、初詣の参拝が中止となりました。

 2022年も本格的に“キックオフ”です。

 京都・下鴨神社では、新年恒例の“蹴鞠(けまり)はじめ”が行われました。

 初詣をできなかった人もいました。

 例年4万人を超える人でにぎわう、東京大神宮。今年は、外から参拝する人の姿がありました。

 大みそかに祈願に来た人への記念品の整理をしていた職員1人が体調不良を訴え、新型コロナウイルスの陽性となりました。

 さらに近くで作業していた職員10人の感染が確認され、クラスターとなりました。

 初詣は3日から中止となり、途方に暮れる参拝客の姿がありました。

 初詣に来た人:「千葉から」「(Q.どのくらいかけて来た?)1時間半くらい。いや~ちょっと悲しいです。新しい神社探してそっち行こうかなと思います」

 一般参拝客には濃厚接触者はないものの、神前結婚式なども中止になりました。「参拝できること」を願った人もいました。

 初詣に来た人:「(クラスター)知らなかったのでびっくりしています。皆さん早く回復してこちらで参拝できるようお祈りします」

 4日に仕事始めとなった官公庁。“第6波”の入り口となるのか、こちらも“漢字”で、強い警戒感を表しました。

 大阪府・吉村洋文知事:「克服の『克』です。オミクロン株があるなかでコロナを克服して、大阪を成長させる年にしたい。合っているかな?漢字」

 小池知事は、この字を選びました。

 東京都・小池百合子知事:「『光』をキーワードに新たな未来を切り開くための取り組みを推進しまして、ビッグボスとして先頭に立って実践していく」

 やはり懸案は、年末から増加傾向をたどる感染者数です。

 東京都・小池百合子知事:「伝播(でんぱ)性が高いと言われているオミクロン株ですが、こちらについても都内での感染確認が相次いでおり、この年末年始で急激に拡大しているところです」

 年始にかけてオミクロン株は、29都府県に拡大しました。

 都会から地方へと、感染拡大が疑われるケースもあります。

 3日、6人の感染が確認された佐賀県。

 そのうち4人は東京都在住の家族で、もう一人はその親族の40代女性です。

 5人は直近の海外渡航歴はなく、「オミクロン株」に感染した疑いがあるとして県は調査を進めています。

 岸田総理大臣は、陽性者全員入院、濃厚接触者を全員、宿泊施設待機としている現状を見直し、症状に応じて自宅療養も活用すると述べました。

 岸田総理大臣:「症状に応じて宿泊自宅療養も活用して、万一の感染急拡大期にも医療逼迫(ひっぱく)を招くことなく万全の態勢ができるようにして参ります」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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