【兵庫県警捜査資料“紛失”】許可なく持ち出し飲酒し路上で寝て…
14日に兵庫県警が発表した捜査資料の紛失。西宮市民からは怒りの声が聞かれました。
西宮市民
「とんでもないですね。お巡りさんにしっかり見ていただきたい部分なのに、その仕事を怠られては安心する場がない」
西宮市民
「そういうの（重要資料）を持っているという自覚はないんですかね」
警察によりますと、男性警部は12日に西宮市内の居酒屋に部下2人といき、およそ2時間半にわたってビールと焼酎を7杯飲んだといいます。
そして…
記者
「酒を飲んだ男性警部は部下たちと別れた後、こちらの歩道で寝てしまっていたということです」
翌朝の午前5時ごろ男性警部が目を覚ますと、持っていた手提げカバンがなくなっていたというのです。カバンの中には、事件関係者およそ400人の名前や住所などが記載された捜査資料が入っていました。
男性警部は無断で持ち出していたということです。
西宮市民
「なんで気を付けへんのかね、みんなとは思うね」
西宮市民
「西宮、お前もかと思いました」
実は、兵庫県では今年6月に尼崎市で全市民46万人分の住民基本台帳が入ったUSBメモリーを市が委託する業者が紛失していました。その原因は担当者が許可なく持ち出し酒に酔って路上で寝こんだことだったのです。
再び起こった“飲酒”による紛失。
警察によりますと、外部への情報の流出は確認されていないということです。カバンは盗まれた可能性が高いとみて、警察は20人態勢で捜索を続けています。
（2022年8月15日放送「news every.」より）
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