初めての核兵器禁止条約 締約国会議開催へ|TBS NEWS DIG
ロシアによるウクライナ侵攻で核の脅威が高まるなか核兵器禁止条約の初めての締約国会議が日本時間21日夕方からオーストリアのウィーンで開かれます。
核兵器禁止条約は、使用はもちろん核兵器で相手を脅す「威嚇」なども禁止の対象とするものです。
2017年に採択され現在は65の国と地域が批准していて今回が初めての締約国会議となります。
記者
「締約国会議を前に核兵器がいかに非人道的かを話し合う会議が開かれています」
20日に開かれた「核兵器の人道的影響に関する会議」では、長崎で5歳の時に被爆した木戸季市さん(82)が条約への思いを語りました。
長崎で被爆した木戸季市さん
「私たちは核兵器をなくすこと、戦争をなくすことを求めて参りました。この願いが核兵器禁止条約の成立につながりました、条約は被爆者の願いそのものです」
ただ核保有国は条約に不参加で唯一の被爆国である日本も「日米同盟の下で核兵器を有する米国の抑止力を維持することが必要」として参加していません。締約国会議へのオブザーバー参加も見送っています。
会議参加者
「(被爆国としての)経験があるので、日本が条約に署名することが重要です」
初の締約国会議は3日間の日程で▼批准国をどう増やすのかや▼核兵器をどうやって廃棄するのかなどについて議論を行い、最終日には成果文書が示される予定です。
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