「悔しい」“桃泥棒”山梨で9400個 4人以上での犯行か(2022年6月20日)
旬の時期を迎えたモモが、わずか1週間ほどの間に9400個も盗まれてしまいました。収穫前のモモを一体、誰が奪っていったのでしょうか。
ほのかに色付き始めたモモ。山梨市内の農園は20日が出荷開始日で、それに合わせ収穫する予定でした。しかし、枝には「実がもがれた痕」が・・・。
被害に遭った農家:「(本来なら)皆かなりバァーッとなっているんですけど、ここがまるっきり実がなってない。まだ1回も取ってないのに」「(Q.本来なら木全体にモモが?)そうですね。なってますね」
19日までに盗まれたのは「日川白鳳」というモモ、約4000個。被害は100万円相当に上ります。
被害に遭った農家:「本当悔しいですよ。1年間、丹精込めて作ってきたものですからね」「(Q.1人では盗めない?)警察も、最低でも4人以上いるのではないかと」
被害は別の農家でも・・・。
現場は複数のモモ農園がある「ピーチライン」と呼ばれるエリアで・・・。15日に1400個、17日に1500個、18日には2500個の盗難が発覚しました。
約500個が被害に遭った農家は・・・。
被害に遭った農家:「恐らく15日の夜だと思う。まだ全然(収穫には)早いモモだったんですけど、僕らプロではまだ取らない、硬いモモなので」
「収穫にはまだ早いモモ」を盗む傾向は、冒頭でお伝えした山梨市の農家でもみられました。
山梨市の農家によれば、モモは枝から離れると栄養がいかず、熟してもおいしくなりません。
一方で、味付けをする「加工品」などには適しているといいます。笛吹市の農家も・・・。
被害に遭った農家:「個数が個人でさばける量ではない。さばけるルートを持っている」「(Q.盗んだ相手に対して)放送できない(ほどの怒り)。どういうつもりなのか」
警察は同一犯の可能性もあるとみて調べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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