南米コロンビア大統領選 初の左派政権誕生へ(2022年6月20日)
南米コロンビアの大統領選挙で、元左翼ゲリラの候補が勝利宣言しました。コロンビア初の左派政権が誕生します。
グスタボ・ペトロ候補（62）は1970年代には左翼ゲリラのメンバーとして活動し、首都ボゴタの市長を務めていました。
コロンビアでは、これまで右派が政権を担ってきましたが貧富の差は広がる一方で、格差是正を求める若年層を中心に左派政権の誕生を望む声が広がっていました。
コロンビアの現政権は、ロシアのウクライナ侵攻による石油や天然ガスの世界的な供給不足を受けて増産して西側諸国へ輸出するとしていましたが、ペトロ氏は石油の新たな探査活動を中止するとしています。
中南米では左派政権の誕生が相次いでいて、アメリカをはじめとする西側諸国との関係が変わりつつあります。
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