【世界水泳】飛込期待の新星・玉井陸斗15歳らが現地へ出発 東京五輪で初入賞(2022年6月19日)
ハンガリーの首都ブダペストで開幕した「世界水泳」。
飛込日本代表も19日、現地に向けて出発します。
若きエース・玉井陸斗選手15歳(JSS宝塚/須磨学園)は、
東京オリンピック高飛込で、初出場ながら7位入賞。
それから1年も経たない中、身長は5センチ伸び、
シーズンオフに取り組んだ筋力トレーニングの成果で、
パワーとスピードが格段にアップしました。
初の世界水泳で目指すのは、6本行う演技の全てで90点以上を出すこと。
特に、持ち技の中で最も難易率が高い「109C(前宙返り4回半抱え型)」と最後に飛ぶ「5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねり蝦型)」は、
成功すれば、かなりのハイスコアが期待できます。
玉井選手「パワーが出るようになってきて、演技の余裕がでて、いい影響が出てきた。世界選手権では、自分の演技、最大限出せるようにメダルを獲得できたらいいなと思います」
リオオリンピック高飛込入賞、板橋美波選手22歳(JSS宝塚/滋賀県スポーツ協会)。網膜剥離や疲労骨折で苦しい時期を過ごしましたが、
2017年・世界水泳以来となる個人種目の代表に、今回復帰しました。
板橋選手「やっぱ試合では。その時出来る限りのことを全力でして良い成績を出して、やっぱ自分が戻ってきたっていうことをたくさんの人に見てもらいたいです」
板橋とシンクロを組む荒井祭里選手21歳(JSS宝塚/武庫川女子大学)。去年のFINAワールドカップ10m高飛込で、
日本勢初の銅メダルを獲得した荒井選手。今回は板橋とともに2種目に出場します。
荒井選手「目標は、個人は350点を目標にしていて、シンクロは300点は絶対に超えると、310点は取りたいと思っています。何位より何点の方を重要視して、何位より自分のベストを尽くすことを目標に試合を頑張ろうと思っています」
さらに、前回の世界水泳韓国大会で3m板飛込入賞の三上紗也可選手21歳(日体大/米子DC)と、
右肩の怪我でオリンピック出場を逃したものの、不屈の精神で這い上がってきた金戸凜選手18歳(セントラルSC)。
2人は、去年11月からペアを組み、今回、3mシンクロに初エントリー。これが、パリオリンピックへの本格的スタートとなります。
三上・金戸選手「二人でメダルとります。」と世界へ挑戦します。
飛込日本代表チームの挑戦は、世界水泳後半、26日から始まります。
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