大学生「初めて戦争だと意識」渋谷デモ4000人参加(2022年3月5日)
仁科 健吾アナウンサー
「ウクライナへの支援に賛同する方々によるデモ行進が始まりました。」
主催者によると、デモに4000人が参加したといいます。
仁科 健吾アナウンサー
「参加している方はウクライナ人はもちろんのこと日本人の姿も目立ちますね。」
初めてデモに参加した大学生(19)
「初めて戦争だと意識をしてみる映像が(テレビで)たくさん出てきた。ウクライナの方の声を直接聞いて、周りの友達にも広めたい。」
ロシア人も参加していました。
「ウクライナの人を応援したいからです。とても悲しいです。どうしてこんなにひどいことを政治家がするのか理解できない。」
このデモを日本にいるウクライナ人とともに主催する岸慶紀さん。
ウクライナの友人の家に爆弾が落ちたことがきっかけでした。
「ボランティアも日本の方がたくさん協力してくれて、すごくありがたい。」
日本のNPO法人も現地で活動を始めています。
ピースウィンズ・ジャパン 福井美穂さん
「私たちはポーランドの首都ワルシャワを朝3時に出て、ウクライナ国境に向かっています。」
ピースウィンズ・ジャパンは、ウクライナとポーランドの国境付近にスタッフを派遣し、必要な物資などの調査を行っています。
ピースウィンズ・ジャパン 福井美穂さん
「国境地帯では大きな混乱は無いのですが、お母さんと娘さんであったりとか、やはり女性のグループが結構来ていて。」
道路には、車の長い列。避難民と、迎えにきた家族のものです。
ウクライナの家族を迎えに来た人
「母と、子どもを迎えにきました。どこか、もう近くまで来ているようですが、2日間も待っています。」
避難民
「砲撃から逃げました。お金も洋服も持たず、車に飛び乗ってここまで来ました。車も手りゅう弾の破片で損傷しました。ブランケットをもらいました。どこかに子供用のペンやマーカー、ノートはありますか。」
現地では、連絡の手段も必要とされています。
SIMカードを配布する支援者
「みんなSIMカードや食料を求めてています。腹をすかせ、家族と話したがっている。僕は手助けをしたいだけだ。」
福井さん「(こんな状況なので)みんな話し相手がほしいでしょう。」
支援物資が不足している現状に、日本でも、準備が急ピッチで進められています。特に必要なのが、医療品です。
ピースウィンズ・ジャパンでは、必要な物資は近隣諸国から調達し、国境でウクライナ国内のNGO団体に引き渡します。調達が難しい場合は、日本からも輸送する予定です。
ピースウィンズ・ジャパン 福井美穂さん
「今現在は、私たちが直接(ウクライナ)現地に入るということができないと考えていますので、現地の提携団体を通して、医療品・医薬品を送ると。私たちのできる範囲で、一番質の高い支援展開をしたいと考えています。」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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