ロシア側部隊“化学工場に進軍”、プーチン氏 核兵器念頭に「主権を守る必要があれば使用」と発言|TBS NEWS DIG
ウクライナ東部ルハンシク州の「最後の拠点」とされるセベロドネツクについて、ロシア側はウクライナ側が拠点とする化学工場に進軍したと明らかにしました。
ロシアのタス通信によりますと、ルハンシク州の一部を実効支配する親ロシア派勢力トップは、セベロドネツクのアゾト化学工場にロシア側の部隊が進軍したと明らかにしました。完全制圧には至っていないということです。ルハンシク州知事によりますと、工場には民間人がおよそ500人残っています。
一方、プーチン大統領は17日、ロシアでの国際会議で、核兵器を念頭に「国家の主権を守る必要がある場合には使用する」と発言しました。
ロシア プーチン大統領
「私たちが何を持っているのかを知るべきだ。そして、我が国の主権を守る必要がある場合にはそれを使用する」
プーチン氏は、2月には「ロシアは最も強力な核保有国の一つ」と発言、4月にも戦略的脅威に対する反撃について「手段はすべてそろっている。誰もが持っていないものもある」と述べていて、ウクライナへの軍事支援を強化する欧米を強くけん制しています。
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