バイデン大統領 食肉業界の競争促進に約1150億円(2022年1月4日)
アメリカのバイデン大統領は、大手企業による寡占が食肉価格の上昇につながっているとして、新規参入を促す支援策におよそ1150億円を投じると発表しました。
アメリカ、バイデン大統領:「競争のない資本主義は、資本主義ではなく搾取だ。これが今、食肉産業で起きていることだ」
バイデン大統領は3日、畜産農家の代表らと意見を交わし、食肉加工の過程での大手企業による寡占を問題視しました。
そのうえで、競争を激化させることで価格上昇が抑えられるとして、独立系企業の工場建設などの支援に1150億円余りを投じると発表しました。
歴史的な物価高に対する国民の不満が高まるなか、インフレ対策に力を入れる姿勢をアピールしたい考えです。
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