ウクライナ東部“最後の拠点”セベロドネツクで激戦続く 市民避難できず「人道危機に近い」|TBS NEWS DIG
ウクライナの東部ドネツク州西部ではロシア軍が支配していない地域に砲撃があり、ロケット弾少なくとも3発が住宅地に着弾しました。
隣のルハンシク州では・・・
ウクライナ ザルジニー総司令官
「ルハンシク州で激しい戦いが続いている。敵は主要な戦力を州北部に集中させ、9つの方向から同時に攻撃しようとしている」
新たなロシア軍の動きについてウクライナ軍のトップが警戒感を示しました。
ウクライナ東部ルハンシク州の「最後の拠点」セベロドネツクでは激しい攻防戦が続いています。
セベロドネツク市長
「街にはおよそ1万人の住民がいて、人道危機に近い状況だ」
セベロドネツクの市長は地元メディアのインタビューで3つの橋が破壊された結果、生活に必要な物資が届かないうえ、多くの住民が取り残されていると話しました。
ロシア側が設置すると発表した、化学工場から民間人を退避させるための人道回廊をめぐり、ロシア国防省はウクライナ側が停戦を守らず作戦を妨害したと主張しました。一方、アメリカは・・・
アメリカ オースティン国防長官
「アメリカはウクライナに追加で10億ドルの支援をすると公表できてうれしく思う」
アメリカはウクライナに対して、あらたにおよそ1300億円の軍事支援を行うと表明しました。
また、ベルギーで開かれた会合では、ドイツが多連装ロケットシステムの提供を表明するなど、各国から支援の表明が相次いでいます。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「この支援に感謝している。ドンバスでの防衛には特に重要だ」
ゼレンスキー大統領は各国に謝意を示したうえで、「必要な武器と機材を手に入れるため毎日苦心している」と述べ、迅速でより頻繁な武器供与が必要だと訴えました。
こうした中、フランスメディアなどによりますと、ドイツのショルツ首相とフランスのマクロン大統領、イタリアのドラギ首相が16日、夜行列車でそろってウクライナの首都・キーウに到着しました。
このあと3人はゼレンスキー大統領と会談する予定だということす。ロシアによる侵攻開始以降、ウクライナを訪問するのは3人とも初めてです。
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