対馬“仏像盗難” 韓国で所有権めぐる裁判 日本の住職が法廷に(2022年6月16日)
長崎県対馬市の寺から2012年に盗まれ、韓国に渡った仏像の所有権を巡る裁判に日本側の寺の住職が15日、初めて出席しました。
田中節竜住職:「すでに10年という月日が流れていますので、早期返還を強く求めるところです」
この裁判では、盗まれた「観世音菩薩坐像」を現在、保管する韓国政府と「元々、倭寇によって略奪されたもの」として所有権を主張する韓国の浮石(プソク)寺が争っています。
韓国政府側の「補助参加人」として控訴審に出席した観音寺の田中住職は、法廷で「窃盗団による盗難という事件の本質に立ち返るべき」と訴えました。
一審で地裁は浮石寺への引き渡しを命じています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く