「マルサ」昨年度告発の脱税額は約61億円 移動自粛などの制約受け過去最少|TBS NEWS DIG
全国の国税局査察部、いわゆる「マルサ」が昨年度に告発した脱税額がおよそ61億円となりました。新型コロナの影響もあり、3年連続で過去最少となっています。
棚に置かれたお菓子の缶にびっしりと詰められた札束。家のいたるところに隠された現金は総額6500万円余り。こちらは銀行の貸金庫。2億円以上の現金が目いっぱい詰め込まれていました。
これらは全国の国税局査察部が昨年度摘発した脱税事件で、多額の現金が隠されていた様子です。
国税庁によりますと、全国の「マルサ」が刑事告発した脱税は75件で、総額はおよそ61億円となりました。
新型コロナの影響で県をまたぐ移動や通勤の自粛など、調査をする上で制約があり、摘発額は3年連続で過去最少となりました。
国税庁調査査察部 西川健士査察課長
「経済社会の変化に的確に対応して、社会的非難に値する脱税者に対しては、厳正な調査を行っていきたいと考えています」
国税庁は暗号資産やネットでの取引など、経済の国際化や複雑化に対応を強化し、悪質な脱税を厳しく取り締まっていくとしています。
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