中国が台湾産ハタを禁輸 依存度高い品目狙い撃ちか(2022年6月14日)
中国では13日から台湾産のハタの禁輸措置が始まりました。台湾にとっては最大の輸出先である中国との取り引きがストップした一方、中国側の影響は限定的なようです。
取材に訪れた北京の海鮮市場で確認されたハタはすべて中国本土で取れたものです。
台湾から輸入されるハタは中国本土での生産量のおよそ2%にとどまることから、中国メディアは今回の禁輸措置での「中国側の影響は限定的だ」と報じています。
一方の台湾では、輸出するハタの9割以上が中国本土向けです。
去年から禁輸が続く台湾産パイナップルも以前は輸出先の9割が中国本土でした。
中国側としては、依存度の高い品目を禁輸対象にすることで、台湾の蔡英文政権に圧力を掛ける狙いがありそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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