約120種の返礼品が基準違反か…調達費が寄付額の3割超の可能性 洲本市ふるさと納税（2022年6月14日）
ふるさと納税で基準を超える高額な返礼品を提供したとして制度から除外された兵庫県洲本市で、約１２０種類の返礼品が基準に違反していた可能性があることがわかりました。
洲本市をめぐってはふるさと納税の返礼品だった「温泉利用券」の調達費が国の基準である「寄付額の３割」を超えていたとして、今年５月から２年間、制度から除外されています。
その後、市が調査したところ、昨年度の返礼品の調達費は３４億円で、寄付額約７８億円の４４％に達していました。今年４月に提供した牛肉や野菜など計約１２０種類の返礼品の調達費が「寄付額の３割」という基準を超えていた可能性があるということです。
市はこれまでに提供していた全ての返礼品について再調査する方針です。
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