夫婦別姓での戸籍記載叶わず 千代田区が不受理「民法に反する」(2022年6月13日)
アメリカで別姓のまま結婚した日本人夫妻が13日、別姓での婚姻届を東京・千代田区に提出しましたが受理されませんでした。
妻・柏木規与子さん:「がっかり致しました。きっとこうなるだろうなと思っていました」
夫・想田和弘さん:「日本の法律に矛盾があるということだと思う」
想田和弘さんと柏木規与子さんは13日、夫婦別姓での戸籍への記載を求めて千代田区役所に婚姻届を提出しました。
区は「夫婦は夫または妻の氏を称する」と定めた民法に反するとして受理しませんでした。
想田さんと柏木さんは1997年にニューヨーク州で別姓のまま結婚し、去年、東京地裁の判決で「婚姻自体は有効に成立している」と認められましたが、別姓での戸籍への記載の訴えは退けられていました。
想田さんと柏木さんは近く、戸籍法に基づき区に受理命令を出すことを求め、東京家庭裁判所に不服を申し立てるということです。
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